ユウテラス
『風立ちぬ』
2021.08.04 on sale
including 11 songs / asg-053 / ¥2,400 [tax-in]
M-1 : 賛美歌みたいな
M-2 : 一等星
M-3 : 鼻
M-4 : 泡
M-5 : くだらないよ
M-6 : かさぶた
M-7 : 日の丸
M-8 : 100年経っても
M-9 : あくび
M-10 : 夢
M-11 : とらいばる
賛美歌みたいな四人と一匹、ユウテラス 9年振りの新あるばむ「風立ちぬ」生誕。
はっぴぃえんど「風街ろまん」から50年、日本人にしか創れない純国産音楽の再興!!
全国民未踏の新説日本語フォークロック!!
日の丸、新時代のはじまり。ユウテラスは戦わない。生きよう、僕と。
水木しげる、夏目漱石宜しくな大澤雄介/爽遊(歌とギター)の幼少期から続くトラウマ、 パニックと愛飢え恋墜ちの戦闘記録(日々息する痛み、慈しみ、愛着、記憶のフラッシュバック)を、逐一記録したポートレートの集積がユウテラスだ。
2013年解散。雄介が同い年の音楽家 原昌和(the band apart)と18年ぶりに再会して原家で一緒に遊び始めたきっかけが新生ユウテラスのはじまり。
原昌和はベース/総監督、大切なダチンコとして。大澤の嫁たち めいまる がピアノ/ハーモニーとして。
義姉の阿部佳小利がどらむとして、四人と一匹は命綱一本を頼りに未踏峰を征く旅路へ出立。
母なる地球で下駄をカランコロン、不思議な和音を奏でながら、命盤「風立ちぬ」に乗って、日の丸の妖怪たちが街に還ってくる。
おどろおどろしい、すっごくさみしい、めっちゃ嬉しい、すこぶる愛くるしい、てか、かわいい!!って卑怯やん…。
※ユウテラスは完全なる"おりじなる"で、あーる。
[Member]
大澤雄介/ 爽遊(さわゆう) (歌、ギター)
原昌和 (ベース、ハーモニー)
めいまる 絵、(ピアノ、ハーモニー)
阿部佳小利 (ドラム)
とんでもないメロディー力と、とんでもないメロディーの読解力を持った演奏を誇るバンドである。
なんて大それた言葉を放ったけど、ユウテラスを知ったのはつい最近、ちなみに結成からすでに25年ほど経っているバンドである。
the band apartの原から、「このバンドに入ったからさ」と言われて聴かされた音楽がこの『風立ちぬ』で、
それはもうあの髭ズラが前にいようと心の底から夢心地だった。何年も前の音源も、今回のアルバムも全部そう。
まさに「エバーグリーンとはこのこと」とばかりの瑞々しさを楽曲自体が放っているバンドである。
みんながみんな、富士山の清流水という言葉に踊らされて高い水を買っているこの世の中で、 だったらこのバンドの音楽の方がよっぽど清らかだぞと声を大にして言いたい気持ちだ。いや、言う。

酒飲みの戯言として読んで欲しいのだが、メロディーを敢えて人間に表すと「表情」なんじゃないかと思う。
では和音(コード進行)はといえば「背骨」、そしてグルーヴ(リズムの絡み合いやリズムそのもの)は「腰骨」。
ちなみにそれ以外の曲の展開、アレンジ、サウンド、アンサンブルなどは「筋肉、洋服、アクセサリー、そして化粧」であり、 最後になったが歌詞は比喩にも何にもなっていないが「口」である。口から放たれるもの(言葉)は時にわかりやすいし、時に有り難いし、時にうるさい。
何を言いたいかというと、人間を知ろうとすればするほど「表情が全て」なんじゃないかと思う。
大切な人の背骨や腰骨がどうなのかなんて実際には夫婦にならないとよくわからないし、化粧や洋服、時に筋肉はその人をとても表すけど、 所詮脱いだり剥がしたりしたらただの「物」。そこに本質的な大事さはない。
だけど表情はどうだろう? 僕は好きになった人、大事になった人、大切な人をそう認識した瞬間の表情を今の所一生忘れていない。
あの表情がなかったら今はこうなっていないという気持ちで、誰かと一緒の人生を歩んでいる。
ユウテラスのメロディー=表情はなんともいえないほど幸せであり儚くもあり、途方にくれて困ってもいるし、それでも何かを信じて曲がりくねった道のりの先を見詰めている。
もう、本当に堪らない表情である。
そしてソングライターの大澤の浮かべた表情をメンバー全員が信念に満ちた確信をもって読解し、それを音にして鳴らす。しかも表情をなるべく邪魔しない、 だけどその表情を引き立たせたいし、何よりも一人でも多くの誰かに知らせたいから、愛に満ちたスタイリングやメイクアップをアレンジとして丁寧に施す。
要は、最高のバンドシップでもって、曲を仕上げている。洗練されたアレンジは、けしてお洒落なんてものではなく、 音楽やメロディーに取り憑かれた者たちの愚直な愛情表現そのもの。だからこそ、どの曲も無茶苦茶にソウルフルだ。
とにかく素晴らしいバンドだ。今まで埋れていたことをどうこう言っても仕方がない。
今はただただ、未だエバーグリーンなバンドに触れた幸運を、アルバム『風立ちぬ』を聴くことで一層深めたい。
きっと風は吹くーー。

鹿野 淳(MUSICA)

ユウテラス "風立ちぬ"ツアー2021 「青春ジェット~日の丸巡礼~」

2021/10/09(土)

東京・新代田 LIVEHOUSE FEVER

OPEN 16:30 / START 17:00
2021/10/28(木)

兵庫・神戸 太陽と虎

OPEN 18:00 / START 18:30
2公演共通
チケット代:前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500