Diary
2007.2.12007/02
木暮です。
「ひやり」とした、透明感のある大気と眩し過ぎない太陽光線。イメージする典型的な冬の朝。人並みに朝8時に起きて朝食をとるという最近の生活パターンにも慣れて来たが、かといって深夜になると眠くなるというわけでもない。平均睡眠時間は5時間。思えば学生の頃はなぜ,あれ程惰眠を貪っていたのか。
年とともに嗜好は変わるもので、先日CD棚を整理するとともに、昔買ってあまり聴いていなかった、初期のコルトレーンやファラオ・サンダース等を再聴し、昔は感じなかったカッコ良さを発見した。ドープ。
本棚を整理していると子母澤寛の「新撰組始末記」が出て来た。時代小説というには考証や解説が多いので、買ったときは読了しきれなかったが、改めて読んでみるとあっという間に時間が過ぎてしまった。司馬遼太郎の「翔ぶが如く」も同様で、作中に鹿児島出身のPA野間のルーツか?と思われるエピソードもあり、順調に10巻まで読み進めたが、5年前だったら2巻当たりで挫折していたと思う。そんなわけで今現在、西南戦争に異常に詳しいが、語る相手はいないのである。
以前酒の席で、ハワイアン6のユウタと意気投合したのが、「teenagers are all assholeっていうHI-SANDARDの曲があるけど、本当にそうだよね」という話題だった。何故そんな話になったかと言うと、僕とユウタはお互い20、19くらいの時に、地元つながりの飲み会で一緒になった事があり、「バンドやってるらしいよ」と友人達に紹介されたにも関わらず、若さ溢れる自意識過剰からろくに話もしなかった。そしてお互い「どうせ大したバンドじゃねえだろう」と思っていたという事がこの時わかって、大いに盛り上がった。二人とも、その大したことのないバンドがこんな風に続いているなんて、思いもしなかっただろう。ちなみにこの時、僕は当時流行っていた黒ブチの「ハイスタのツネさん風伊達めがね」をかけていたし、ユウタはショートパンツにアウトドアブランドのキャップというSHERBETスタイルであった。青い春。精進を心がけ,再拝。