Diary

2007.3.32007/03

木暮です。
スタジオにて荒井と会ったら、温暖化に伴う5月病にかかっておりました。現在午前2時、インコグニート・ギターズのアルバムを聴きつつ書いております。

先日はTOEと共演いたしまして、「ドラマー殺し」柏倉氏の破裂音ビートを久しぶりに堪能致しました。個人的に氏のカッコよさは、手数の多さやエモーショナルな顔付きなどではなく、リズムのオリジナリティーだと思っています。いかしております。そのライブを終えて数日たってから、軽い気持ちでDVDの付録本の編集やパッケージのデザインなんかを始めたのですが、僕たちの悪い癖である「やる事は山のようにあるのにギリギリまでやらない」スタイルを貫いた結果、デザイン関連を手伝ってくれた宮崎・佐藤の両女史にハードな迷惑をかけてしまいました。ごめんね。その作業中に息抜きで行った焼肉屋は、カルビを注文するとベーコンの細切れが出てくるという、ホラー映画のような店でありました。詳しくはそのうち原君が語ると思います。

そんなDVDの作業も無事終えた次の日、渋谷にて54-71のライブを久々に観ました。タイトなグルーヴは相変わらず、そしていつの間にかキーボードを弾きながら歌うスタイルになっており、ちょっとジャズ的な趣きも感じたりしつつ、大いに刺激を頂きました。

本日は昼からスタジオにて、シンバルをすげ傘風にかぶったり等していたのですが、その帰り、物凄く混み合った地下鉄の車内で、周囲の顰蹙を買いながらPSPに興じるサラリーマンがおりました。ちらりと画面を覗くと、モンスターハンター。ぎゅうぎゅうの車内でバーチャル世界の狩人になりきっている彼は、ある意味とても現代的でした。

寒暖の差が激しい日が続いております。冷たい風が吹いたり、春の匂いがしたりします。雑色な東京に暮していても、やはり季節の変わり目はいいものです。再拝。