Diary

2007.7.12007/07

木暮です。
自転車を購入し、乗り回す。数日して環状線でスピードを出すのも飽きたため、自宅とスタジオの往復に裏道を通ることにする。梅雨前の陽射しは初夏を感じさせるには暑過ぎるほどで、汗を滲ませながら小学校の横を走り抜けたりする。校庭では子供達が蹴球の授業を受けているようだった。適度な青葉でデコレートされた住宅街に突然墓地があったり、古い病院を見つけたりして、そんな時にヘッドフォンからMOSCOW DUBが流れていたりすると現実感が希薄になったりする。自転車を止めて古い建物をしげしげと眺めている僕に不審の眼差しを向けながら中年の婦人が歩き過ぎる。東高円寺で2車線道路を渡ろうとすると、「オイ、白い自転車!そこは横断禁止だろうが!」とパトカーからスピーカー越しのお叱りをうける。警官にスマイルを送ってから、無視して道路を横断。職務質問の時もそうだけど、横柄な警官は笑える。
スタジオに着くと前日帰らなかった原と川崎が寝起きでコーヒーを飲んでいる(午後3時)。4日後に録音する曲は未だ断片的な状態なので、皆でセッションしたり、雑談したりを繰り返す。結局完成したのは録音当日であった。次のアルバムこそプリプロしますか!などと話しつつ急ピッチで録り終えた。今までにない感じの2曲になったと思う。

体のメンテナンスのために一週間入院。7日間で小説2冊、漫画60冊読む。PSPで中国大陸も一回統一した。
退院後も一週間は自宅にて安静と言われ、暇を持て余し狂いそうになる。どんよりとした天気が続き、ぬるい部屋の空気を扇風機がかき混ぜている。外に出たくてしょうがない自分に、ひきこもりの要素はゼロのようだ。我慢できずに外出、近所を徘徊してしまう。止められていた煙草も順調に吸いまくる。本も漫画も飽きたため、DVDを観たり、音楽を聴いたり、ギターを見つめたりして、一日が終わっていく。たまにフレーズ等を思いついてPCに録音し、2時間後に聴き返してデリートしたりしている。早く健康体に戻りたいなあ。