Diary

2008.12.12008/12

12月某日
スタジオが終わったあと、渋谷へハワイアン6のツアー・ファイナルを観に行った。
普段はステージの袖から見ることが多い彼らのライブを、客席から観る。PA卓から前にいる人間はすべてモッシュしているという状態。それをけしかける衝動が滲んだディストーションと、賛歌のような旋律。

12月17日
自分達の演奏を終えた渋谷イーストで、フロンティア・バックヤードのライブを観る。
下手のステージ袖から観たので、自然とチャーベ氏の動きに目が行くことが多かったのだが、氏の音楽を演奏することを本当に楽しんでいる様子を窺うことができた。「ギターが上手すぎる奴って、指の無駄な動きがなさ過ぎて左手がスローに見えるよね」と、よくスタジオで話すんだけど、TDC氏のドラミングも素材を気にさせない小粋なスープのようであった。語彙があるから言いたい事を言える、というような事をライブを観つつ考えたりした。

12月28日
カウントダウンジャパン幕張。出演者用のフードコーナーに、ドリフのコントに出てきそうな佇まいの寿司屋。まじっすか。
板橋周辺に生息するボウフラ4名が、一番でかいステージにて演奏。痛快なことである。UP HOLDのカズ氏が遊びに来てくれていたので、ソファでタイラーメンを薦めたりする。

12月29日
カウントダウンジャパン大阪。楽屋スペースの入口で、これからステージに向かう体のザゼン・ボーイズ・カシオマン&イチロウ・ペアと一瞬の邂逅。
幕張の蛍光灯と違い、大阪の楽屋の照明は全体的に暖色だった為か、どこか落ち着いた雰囲気が漂っている。
出番を終えて、バックステージで機材を片付けていると、「STAY GOLD」が聴こえた。